「イメージアルバム 聖闘士星矢 1996」









  1. ONLY FOR LOVE

 前CD「イメージアルバム 聖闘士星矢 冥王ハーデス篇」からなんと5年ものブランクを挟んで再び蘇った一輝兄さんの如きイメージアルバムからの曲です。

 余談ですが、これが出た当時、管理人は予備校生でした。(^^;)某大学(志望校が母校になりました。笑)のプレ模試を受けに行った帰り、コレをレコード店で発見した時は大変驚いた記憶があります。…買うお金ありませんでしたが。(爆)

 さて、曲です。
 …良いですね――、MAKE−UPですよ、すっごく久々の。影山氏でなく。

 始まりからしてビートが熱いです。聴いている側も、まさに「時を越え」て主人公達の熱い世界を思い出せるわけです。…まあ、それを意図して作られている曲なのでしょうが。(笑)

 そして、やはり「愛」らしいですよ。テーマは。…どうも相変らずここで言う「愛」の意味が微妙に引っかかるんですが。あっ、しかも「オレ達の愛」じゃないですか!氷河とか紫龍ならまだしも、兄さんの愛だったら私は光速で裸足で逃げ出します。(笑)

 「争いは何も生まなかったけれど」とありますが、良く考えたら「誰にも負けることのない想い」で闘っているから何も生まないんじゃあ…。あわわ(汗)

 更に「言葉より伝わる術を見つけた」って、兄さんの肉体言語(暴力とも言う)のこと!?パンドラにやったのもコレですか、兄さん!(;;)…というか、もう少しロゴスを駆使しようよ、みんな。人間なんだしさあ。

 相変らず酷いことばっかり言ってますが、「君の笑顔には価値がある」って言われるとちょっと嬉しいです、テヘ。(テヘ、じゃねえ!←笑)  










 2. WHERE DO WE GO?

  どう聴いてもアブノーマルな歌にしか聞こえない恐ろしい曲です。(爆)

 友人Zさんが「『コンプリート』の歌詞カードのこの曲のカットがアノ兄弟(しかも兄さんの弟を見詰める目つきが既に普通じゃない…。)なので、どうみても危険な曲にしか聴こえない」というツッコミをメールしてくださいましたが、まったくその通り過ぎて私もぐうの音も出ません。(笑)
 怖いです、製作者様(;;)。…それとも、これも狙いの内なんですか?アニメ版の天秤宮のあの二人の如く…。

 だって、「魔性の愛」「うらはらの愛」「過ちでもいい 君を信じたい」ですよ!?色眼鏡抜きでもツッコまずにはいられません(春麗だったらそれはそれで笑えますが^^;)。
 しかも「容易く結ばれてく」…って、結ばれちゃったんですか!?うひゃあ――。(;;)

 お、オアシスか自由のパラダイスが早く見つかればいいですね、お二人さん…。幸せを祈ります(最早遠い目)。

 あまりのショックに私、2番の「哀れな性」が「哀れなサガ」にしか聴こえないんですけど…。ううっ。本当は正義のために生きたかったのです…。どしゅっ!(笑)  










  3. LOVE IS FOREVER

   サビが結構激しくて良い曲です。

 …しかしこの曲、聴いていると黄金のお兄さん達を思い出して泣けてくるのは私だけでしょうか?…「この身を捧げ 立ち上がり散った戦士」ですもの。
 …すくなくともすぐ蘇る青銅の彼らじゃありません(笑)。…誰ですか、黄金の彼らは「Boy」じゃないだろう、というツッコミを入れるのは。(笑)

 流石の私も、この曲を聴いていると嘆きの壁の前に集う彼らのことばかり考えてしまいます。
 「誰かがそれをやらなければ総ては幕を閉じる」と思っていたんでしょうね、きっと彼らは…。そう考えると、他の部分の歌詞もちょっと年齢が上がって感じられます。

 携帯着メロにありますよ。…入れてみましたが、やっぱりどこか泣けます。










  4. サヨナラWARRIORS

   タイトルがあまりにもアレなので、最初微妙に笑ってしまった曲です。(^^;)

 曲自体は珍しくスローテンポで叙情的な雰囲気に仕上がっています。

 が!歌詞の出だしの部分の「星達はジュエリー」というコテコテの表現に、私やはり笑いそうになりました。…「君の忘れ物」、上靴だったりしたら嫌ですな。(カビの生えたパンもほぼ同義。^^;)

 一番のサビを聴いていると、もう作品が完結してこれから未来は無い、というように製作側の意図(?)が聞こえてちょっと寂しくもあります。

 更に二番を聴いていると、明らかにこの人物は死んでしまっていますし、「君を奪った悪魔を許さない」わけですから、やはり黄金聖闘士のことのように聞こえて、泣けます(;;)。

 ハーデス篇で塵となって消えてしまったサガ・シュラ・カミュあたりのことをぼんやり思い浮かべてしまいました。(やはり骨の髄までサガファンですな、私…。)

 ちょっと視点を変えて、前聖戦の生き残りの二人を主体にしてもなかなか良い雰囲気だと思います。散って行ったかつての仲間達へ、精一杯のレクイエムというのもしみじみしますね。










  5. TRY AGAIN

   なんだかサバンナチックなリズムの曲です(どんなリズムだ。笑)。

 …明らかに主人公っぽい歌ですね。「傷だらけの小宇宙」で「オレはまだ終れない!」わけですし。…まあ、この主人公、悲しい夢にうなされるよりもぐーぐー熟睡してそうではありますが。(^^;)

 聴いていると微妙にリアルタイムの熱さを思い出します。ビバ、聖闘士星矢!

 …しか――――し、ここで「ムチ」です、ムチ!例えでなく、本当にムチだったらルネですねv(ルネがこんなに熱かったら嫌ですけど。^^;)

 最後のほうの「天使達の声」に「ええ――――っ!なんか星矢世界的にありえねぇ!っていうか似合わねぇ!」と違和感を感じたのは私だけでしょうか。(笑)










  6. HELLO

   打って変わって底抜けに明るくて驚いた曲です。

 …とりあえずみんな、生きてそうで何よりですね。(笑)…いかん、完璧に青銅の曲だわ…。(涙)

 青銅の彼ら、それぞれの人生を送って行くのでしょうか?…いや、どっかの兄弟についてはなんとなくそれは有り得ない(笑)。
 どっかの兄弟だけでなく、キグナス少年あたりもずっと泣きながら氷に張り付いていそうな気がします(…早く救出してやれ、ヤコフ!)。
 うーん、やはり幸せな生活を送るのは紫龍ぐらいのものでしょうか…。

 「争うことさえ忘れ去った いつの日」に全員で出会ってみたら、一部中年太りしていたりしたら笑顔も引きつるでしょうね――。…いや、顔自体が変形しているから「今と違う笑顔」なのか…?(酷)

 通常生活に戻ったら、主人公はどうなってしまうんだろう…?ある意味一番色々な可能性が考えられますね。…良くて魔鈴さんと再修業かも…。










  7. NEVER GIVE UP BOYS

   これもまた、明るいテンポの曲ですね。明るすぎて私には眩しいです(笑)。
 二番の後のあの叫びが微妙にフェンリルを思い起こさせるのはどうしてでしょう。(爆)アオッ!

 出だしの「その手に配られたカード」というと、やはりあの辰巳くじ(違)でしょうか。…もはや遠い昔のことのようですが、一輝兄さんがそのままアンドロメダ島に行かされてあのピンクピンクした聖衣を手に入れていたら…と考えると今でも身の毛がよだちます。…Oh my God !(笑)

 そして一番の台詞の部分は、デッちゃんあたりに言わせたら似合いそうですね。かっこいいぞ、蟹!(蟹言うな!^^;)

 しかし、一番笑ってしまったのは、「時代は急ぎ足」でしょう。…「星矢」ほど「時代」を感じさせない作品は無いよ!(爆)…もしかしての〇ピーのことかも…いや、ディスコか!?

 個人的に気にかかるのは、「答えが…生まれる」の「…」の部分ですね。一体、この間に何があったのでしょう?










  8. YOU NEED LOVE

  サビの部分のスローさが結構好きな曲です。

 「永久(とこしえ)に翳らない愛を…」というフレーズは、儚いというか脆い感じがして好きです。ここの「…」は良いカンジだと思いますよ!(笑)

 …しかし、出だし付近の「サ・ヨ・ナ・ラ」「カ・ナ・シ・ミ」に私は猛烈に爆笑してしまいました。だ―――っはは、昔のポエムっぽいです。

 んん?「Endress」って綴りおかしくないですか?よく見たら。今気付きました。(^^;)

 「氷の鎧」ですか――。「聖衣」でなく「鎧」と書かれるとなんだか別の作品を思い出しかけてしまいますね。(「氷の鎧」ですので、声は速水さんでお願いいたします。)…もしかして「幾億年の月日」埋まってたあのキグナス聖衣のことですかね。…幾億年もあのデザインだったらちょっと悲しくなってきますが(勿論ヘッドパーツ)。

 ですが、「閉ざされた憂鬱の扉」と聞くとちょっと処女宮のあの扉を思い出します。…もしかして、やっぱりコレ、兄さんの歌!?「総てを焼き尽くす 紅く燃える炎」ですし!!ぎゃっ!なんてこったい!