コミックマーケット64(2003・8・15)ミニレポート









 梅雨は明けたと宣告されたにも関わらず恐ろしく寒い雨の降る中、行って参りました、コミックマーケット64!




 管理人、6月のオンリーイベントに続き、東京での夏コミも初体験でした。いやぁ、新鮮ですな。(笑)




 当日の朝9時半に家を出、千代田線を乗り継いで東京駅で京葉線に乗り換えました。
 …一度乗ったことはあるとは言え、遠いよ、京葉線乗り場!←東京駅から京葉線を利用したことのある方、笑ってください。
 …いえ、説明までに申しますと、京葉線乗り場は中央線や山手線と言った普通の路線(?)のホームから歩いて5分くらいはかかるのです(涙)。この距離は十分、駅一個分に匹敵しますよ。電車に乗ってる時間よりも寧ろこの移動時間のほうが長かったような…。(笑)
 管理人、この涙の出そうな距離を12宮を突破する勢いで駆け抜けました。急げ、女神の腐女子達!(ナレーション:田中秀幸)



 無事に京葉線ホームに到着、電車に乗り込んで10分ほどで「せかいのかたち」の霜月様と待ち合わせの新木場です。
 乗っている間、周りの人間をなんとなく観察してみる管理人。見事なまでに小心者です。
 管理人が乗っていました京葉線は、かの有名なネズミーランド(笑)に向かう路線です。
 当然、他の乗客は「今からネズミーランドに行きまーすv」という雰囲気ありありの親子連れや、女性連れがいっぱいです。
 が、それらの人々に混じって、明らかに空のカートやたらとでっかい鞄を手にした女性、はたまたお決まりのバックパッカー風リュックを背負った男性達がちらほら…。
 ふふふ、私の目はごまかせませんよ、とムウ様の如く心の中でちょっと意地悪に笑ってみせる管理人でしたが、勿論本人もその内の一人です。(爆笑)




 管理人が自分のことをすっかり棚にあげてほくそ笑んでいるうちに、電車は新木場駅に到着。
 そこで霜月様と合流し、出陣に備えてド〇−ルで一息入れて後、りんかい線に乗って会場のある「国際展示場駅」に向かいました。
 先ほどの京葉線とは異なり、電車の中は100%オタクです。←お前もな
 駅を降りると、そこには既に長蛇の列、列、列!お――、先が見えん!
 かつて福岡ドームの周りを一周半並んだ管理人もびっくりです。
 ここで勿論、我々も列に加わって並んでも良かったのですが、もう30分も経てば並ばずとも中に入れますよ、との霜月様のコメントに従って2人、雨露を凌げる屋内で語らっておりました。
 二人の目の前を莫大な人数の群れが過ぎ、しばらく経った頃、本当に列はきれいさっぱり消失いたしておりました。
 その頃合を見計らって、二人で会場に突撃をかけました。いざ、出陣!




 星矢系サークルの割り当てである東5ホールまでは、これまたなかなかの距離の上、その道程には既にどえらい人垣ができています。
 そこを泳いで行くわけですが、下手をするとはぐれかねません。というより、間違いなくはぐれます。(笑)
 思わず霜月様の鞄の肩掛けをはっしと掴んで歩む管理人、心配せずとも人垣から頭が出ています。(^^;)
 東5ホールにようやく到着、星矢サークルのポジションを地図で確認後早速小走りにスペースに向かいました。もう気分は十常侍。←違
 外の寒さがまるでウソの様に、中は人間の熱気でムンムンでございました。暑い…というより熱いよ、兄さん…!




 うおおおおおおぉぉぉ!
 ホール全体からすると僅かな割合かもしれませんが、星矢サークルが山のように…!
 6月の聖闘士馬鹿でも驚きましたが、やはりこれほどのサークルが存在するのを目にして感涙に咽んでしまいます。リアルタイムが今再び…!(涙)

 管理人、感動のあまりサガの如く滝涙したいところですが、実行していたら間違いなく霜月様と逸れてしまうので断念し、霜月様の背中を追いかけてゆっくりとスペースを移動して行きました。




 今回のコミケでは、自分なりにいくつかミッションがありました。
 まずは勿論、予約を入れていたサークルで本を受け取ることとお世話になっている方へのご挨拶(当たり前だってば)、次は冥界本の増加の動向を探ること、そして畑様に替わり獅子本の傾向を探ること(笑)。…おっと、勿論サガ本やラダカノ本も外せませんよ。…ってか、私、相当マルチキャラに楽しんでますね。(節操が無いとも言う)




 聖闘士馬鹿の時と少々異なり、管理人はパンフを持っておりません上、人垣に押されると用事のあるサークルさんを通過してしまいそうでしたので、サークルSPを書いた紙を片手に自分の居場所を念入りに確認しながら移動いたしました。
なんだか「はじめてのおつかい」状態です。勿論移動しながら、これは、という本が目に入った時は即買いです。(笑)



 まず、「全裸聖衣愛好会」のスペースを訪れました。…が、ここで管理人、早速大ボケをかましてしまいました。…そう、取り置きの予約と間違って通販の予約フォームを送信していたのです。しまったぁぁぁぁ!説明をよく読んでなかったぁぁぁ!
 一瞬取り乱しかけた管理人に、Nomi様とわーにゃ様が「勿論、こちらでも買えますよv」と優しく微笑んで下さった時、管理人はそこに女神の笑みを見た心境でございました。ありがとうございます!お二方!人の話を聞かないこと、黄金聖闘士レベルの管理人をお許しくださいませ(;;)。…そして良く見ると、同スペースにタカノヨシオ様がいらっしゃるではありませんか!早速蟹本を購入です。(爆笑)しかも蟹封筒のオマケ付きでした。



 次に、毎度お世話になっております「不法聖域」の緋月アリア様のスペースを訪ねました。
緋月様に顔を覚えていただいていた模様で、管理人、大感激滂沱の涙でございます。しかも、お祝いのお言葉まで…(;;)!
BBSで持ち上がった管理人の「黄金聖闘士モチーフのピアス」の話題に及び、管理人が持参いたしました稚拙極まりないピアスを御覧になりながらも「この枯れ具合がじじい(天秤)っぽいですね。」とツッコミを入れられる緋月様に聖闘士魂を垣間見ました(笑)。またエリシオンでがっつりお会いいたしましょうね、緋月様!



 更に、福岡ではよーく(笑)お世話になっておりました「Gods and Death」のスペースに参りました。
…おひさしぶりです、お二方!毎度の事ながら、ごっつさんのスペースは一種独特の雰囲気を醸し出しております。…そう、敢えて表現するなら「熱い!」。
早速霜月様が「ミスティの着せ替え」に釘付けになっていらっしゃいます!来るたびに思うのですが、ごっつさんは机の上に一つの小宇宙(しょううちゅうと読みましょう)を構成していらっしゃいます。管理人、ここで「Muuのペットボトルケース」や「シャカの団扇」など山盛り購入いたしました。…す、すみません、お二方、いつもお気を煩わせてしまいまして。(^^;)



 最後に、「小宇宙本舗」に立ち寄らせて頂きました。大変お忙しそうな雰囲気ではありましたが、江戸女様、氷雨様のお姿を垣間見ることができまして管理人、嬉しゅうございました。






   全ての星矢スペースを巡り終え、とりあえず端のほうで息をつく二人。倍以上に増えた荷物を整えながら今度は画材のコーナーへ向いました。
 流石は絵描きさんだけのことはあり、霜月様の白熱振りを管理人は眩しくお見上げ申しておりました。(と、言いつつも、管理人もこの機会にとスケブを購入。エリシオンで使うつもりでしょうか?笑)



 SPの出口に近づいたところで、霜月様が管理人の袖を引っ張られました。
 「あ、あれを…!」
 …ああ!!シオン様(教皇)のお姿が…!
 か、かっこいいッスよ、シオン教皇…!そのお姿で星矢に聖衣をお与えになられたのですね!!
 しばし二人でその勇姿を遠巻きに拝見させていただきました。




   さあ、じゃあ出ましょうか、と霜月様がおっしゃられた時に、管理人、あることに気が付きました。…傘が無ぇぇぇぇ!(爆笑)管理人、コテコテすぎです。
 しょうがなく一人でもう一度SPをだ―――――――っと駆け抜けましたが見つかりません。うあ――、2ヶ月も愛用(笑)した傘が――っ!もう一度走ってみましたがやはり見つかりません。がが――ん。外は雨、仕方が無い、濡れて帰るかと決意し、ホールを出ようとしたところでが先ほどの画材コーナーのレジ後ろに置いてあるではないですか、管理人の傘!(笑)…あわてて取りに参りました。





 ようやく体勢を持ち直したところで、東5ホールを出て、会場を後にしようとしていたのですが……人がスゲエェ!!(爆笑)
 ホールを出たところには人々が床に座り込み、本を読んでいます。…もう、コンビニ前のジベタリアンにーちゃんずも閉口ものです。なんだか、キャンセル待ちの成田空港ロビーのようでした。(笑)
 更に、外へと続く通路も大混雑です。一様に出口方向へと進んではいるものの、その速度は相当遅く、国際展示場の駅に着くまでにはまだまだ相当の時間を要しそうです。
…しかし、そこはそれ(笑)、管理人と霜月様はここでヒマつぶしに人間観察を開始いたしました。
と、いうのは、実は管理人達の前5mくらいのポジションに、明らかにムウ様(ジャミール)と思しきお姿の方がいらしたからです。後ろから見てもよく目立つその菫色の髪の毛に
「ムウ様ですねぇ…。」
「ムウ様ですなぁ。」
と無意味にツッコんでおりました。
しかも、よく見ると隣に水色と青の中間ぐらいの髪の毛の方がいらっしゃるではありませんか!
早速アレは誰だろうと言う推測を始める二人。
霜:「サガでしょうか…?」
ほ:「…いや、カノンかも。服着てるし(爆笑)
 よく考えたら、青髪のキャラって多いですね、聖闘士星矢(アニメ版)。ミロかもしれませんし。
 結局、人垣が少し途切れたときにチラっと見えたスニオン服と靴から、あれはカノンだという結論に至りました。…あっ、しかもよく見たら隣に貴鬼まで!即座に
ほ:「しかし、ムウちゃまに貴鬼は良いとしても、カノンはあまり接点がないですねぇ。一体、どういう関係なんでしょうか?」
などとほざく管理人、最早立派な腐女子です。(^^;)






 さて、そうこうしているうち、列は国際展示場の駅前までやってきました。
 ムウちゃまとカノン、貴鬼のグループは何時の間にかいなくなってしまいましたが、今度は明らかにすっごい長さの行列が出来ています。何じゃこりゃあ!(笑)
霜:「帰りの電車(りんかい線)の切符購入の列らしいです。」
 うへ――っ、切符買うだけでこの列かいな!キャプ〇ン翼のフィールドの距離くらい人が並んでいます。霜月様のご助言に従い、朝到着した時に帰りの切符を購入しておいて良かった、と管理人、胸を撫で下ろしました。


 帰りの電車はそのまま渋谷・新宿・池袋方面行きでしたので、二人とも例によって(笑)そのまま池袋に向う事にしたのでした。…しかし、そこでまたネタ全開な出来事が二人を待ち構えていようとは思いもしなかったのでした。


       後編に続く



           
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