怒涛の写真撮影も無事(?)終わり、参加者一同は再び「コンベンションホール・瀬戸」に戻りました。
会場には既にテーブルや料理がセッティングされ、後は宴の開幕を待つばかりです。
ホールのテーブルは、後ろ側に丸テーブル(結婚式で使われるアレです)が4つと、
前側に長テーブルがずら―――っと並べられています。
…でも、この人数…、スペース足りてる??(笑)
全員がテーブルに着けるのだろうか、と管理人ぼんやり不安になっておりましたが、テーブルの側には堆く重ねられた椅子が。
…ああ、これでなんとかなりそう。
管理人と畑様、とりぞー様は丸テーブルの一つに椅子をぎゅうぎゅうに詰めて座りました。
…ちょっとホッ。
何と、このテーブルには「Golden Triangle」のNomi様がいらっしゃいました。…勿論、何時ものムウ様コスです
(ジャミール服着用でございました)。
Nomi様を囲む我々の丸テーブル、そこはもう「白羊家の食卓」です。
まるで作品の中に入ったような楽しさでした。
さて、椅子を確保した後は、次なる難関です。
来るべき乾杯に向けて飲み物の配給スペースに一斉に群がる参加者・参加者・参加者!
管理人もコーナーに参ったのですが、スゴイです。そこはもうバーゲン状態。(笑)
一応、各テーブルから2〜3人代表という形で飲み物を取りに行っているため、ここで良い物を確保できなければ
Nomi様始めテーブルの他の方に申し訳が立たない!
管理人、長いリーチ(笑)と筋肉を生かして、缶チューハイやウーロン茶のペットをがっしり確保して帰りました。
ほたる:「お茶でございます、ムウ様。」
恭しくお茶を献上する管理人。Nomi様も笑っていらっしゃいました。(笑)
しかし、少々出遅れた管理人、一本は確保したいと思っていた瓶ビールだけは取り逃してしまいました。む、無念!
そして更に料理です。
刺身から炊き込みご飯に至るまで、様々な料理が用意されておりました。
飲み物を取り終えた管理人、これまた人垣の後ろからがっしりと皿に盛りまくって行きました。
皿だけでは飽き足らず、コップがセッティングされていたの空カゴに山のように炊き込みご飯を乗せていると
側を通りかかった男性参加者の方に
「合理的ですね――!」
と妙に感心されてしまいました。うっ、ちょっとブルー。(笑)
取るだけ取って自分のテーブルに戻ろうとした所に、再び緋月アリア様と邂逅!
管理人の皿を垣間見られた緋月様、爽やかに一言
緋月様:「なんだか取っている物が居酒屋メニューですね!」
がが――ん!(笑)
…確かにフライや照り焼きチキンなどがてんこ盛りでしたからねぇ。(笑)
再びテーブルに舞い戻った管理人、ムウ様に炊き込みご飯を献上させていただきました。(笑)
…少なくとも炊き込みご飯だけは人数分確保できて良かったです。
さて、他のテーブルでも凡その配膳が終った頃、会場前方のステージ上に司会の方が颯爽と現れました。
本日此処に集いし熱き血潮の星矢ファンよ、心の底から乾杯!!
回りの方と誰彼構わず乾杯を交わし、熱狂の宴が幕を開けました。
…それにしても、コスの方は大変です。
座るのも一苦労の方(特にデザイン上、冥闘士)が多く、宴会の間中立ったままの方も。
席が設けられ、飲み物や食べ物が目の前に有るとは言え、皆様ひっきりなしに写真の撮影を求められ続けて
いらっしゃいましたので、事実上飲まず食わず状態だったのではないでしょうか?
…コスの方、本当にお疲れ様です。
まあ、あれです。飲んだり食べたりするのもコスの方にとっては一つのエンターテイメントだった部分もありますが。
メットまでフル装備のおシャカ様が立ったまま缶チューハイを一気飲み(しかも缶ごと)なさっていたのを偶然目撃してしまった管理人、しばし笑いが止まりませんでした。
昼間のイベントの時と異なり、宴会では更に多くの方がすぐ間近でコスをなさっていらっしゃるわけです。
お……ああ……ジェミニの方がすぐ側に……!
か、かっこいい……!(鼻血)
椅子があるとは言え、ほぼ立食状態で皆様きままに移動してコスの方と写真を撮られたりしています。
コスの方同士で写真を撮っていらっしゃる光景も見られました。
…デジカメを使う黄金聖闘士……!(爆笑)
管理人たちのすぐ横で、サガ・シュラ・カミュのA・Eが繰り広げられたり、ハーデス様が瞬をお膝元に置いていらしたり、
海龍が膝間づいてソレントのマントを手にとっていたり…!悶絶ものです。
ふと気が付くと、少し前方が黒々と!…冥闘士勢揃いです!!
…うぉぉぉおおお、大人しく飯なんぞ食っとられるか!
と管理人たちも移動しつつ写真を撮りまくりました。(笑)
うわー、ラダマンティスの方、カッコいい!!
勿論眉毛はフサフサです。
DVDでの大活躍もあってか、彼(彼女)の周りは撮影希望者がひっきりなしに囲んでおりました。
椅子に掛けていらっしゃるラダマンティスを見て、ここで管理人あることを思いつきました。
飲み物の配給所まで行ってグラスにカミューを注ぎ、氷を入れて……
ほたる:「すみませーん、これ持ってくださーい!」
ラダマンティスの方にお渡し致しました。
…そう、DVDのスコッチラダ(と勝手に命名)の再現です!
気が付いたのか、パパラッチの如く熱狂的に群がる撮影者の皆様。
管理人、密かに心の中でガッツポーズを決めました。
管理人の妄想的リクエストにお応えいただきましたラダマンティス様、ありがとうございました!
スコッチラダを撮り終えて管理人が一人でニンマリしていると、俄にとりぞー様の様子がおかしいことに気付きました。
とりぞー様と畑様が注視なさっている方向を管理人が向いてみますと、
シオン教皇(冥闘士版)のお姿が!
……凄い、ウエストの括れや髪形(銀髪でございました)まで見事に再現されたそのお姿に、
管理人もズギューン!とハートに直撃を受けました。(笑)
メイクまで決まっていらして、近くで見ても勿論カッコ良いのです。…こりゃ凄い!!ビバ、猊下!
……ん?それにしてもとりぞー様のご様子が変です。
猊下(冥闘士姿)に釘付けになり、一瞬たりとも見逃すまいと輝くその瞳。
心なしか、その目元は潤んでいらっしゃいます。
と、とりぞー様…?
とりぞー:「………一緒に写真を撮ってもらいたい……!」
畑・ほたる:「……とりぞー様、
『シオン最愛』だ―――っ!」(笑)
実は、ここ数ヶ月の間、とりぞー様は「カミュ最愛!」と主張なさりながらも、その文面の随所にシオン猊下への想いが
滲み出ているという「とりぞー様シオン最愛疑惑」(まんまなネーミング)がちらほら囁かれておりました。
ご本人はその点をツッコまれる度に頑なに否定しておいでで、それが更に我々の疑惑を煽っておりました。(笑)
…しかし、どうでしょう?この現実は。
これを「シオン最愛」と呼ばずして、何としますか!?(爆笑)
畑様と管理人の「じゃあ、一緒に写真撮ってもらえばいいじゃん」発言を受けて
3人はそっとシオン猊下(冥衣)の元へと近寄って行きました。
一方、猊下はミーノスとパンドラ様とのお話に興じていらっしゃるご様子で、
今なら「写真撮らせてくださーいv」と声を掛けても大丈夫そうです。
よし、さあ行くんだとりぞー様!(笑)
…と、猊下の半径1.5m付近まで歩み寄られたとりぞー様、
いきなりくるりと踵を返して我々の所に小走りに帰っていらっしゃったではないですか!
…どうした、とりぞー様!?
とりぞー:「…は……恥ずかしい…。どうしよう……!」
畑・ほたる:「やっぱり『シオン最愛』だ―――っ!!」(爆笑)
初恋の君とすれ違う度に何も言えずに立ち止まってしまう女子中学生のようにはにかまれた表情のとりぞー様、「ヲトメ」そのものです!(笑)
思わず畑様と管理人、立ちすくんでしまいました。
もしや、こ…これは……
『恋』!?(爆笑)
放っておくと、いつまででも猊下の5m手前でとりぞー様は赤くなったままです。
仕方なく我々はとりぞー様を引っ張ってシオン猊下の側まで行き、写真を撮ってもらうべく声をお掛けいたしたのでした。
勿論猊下はにっこりと応じてくださいました。
とりぞー様だけでなく、畑様や管理人も猊下とツーショットでお写真を撮らせていただきました。管理人もすごく嬉しかったです。
「どうもありがとうございました――!」
と慇懃にお礼を述べて、3人は猊下から遠ざかりました。
とりぞー様、まだソワソワしていらっしゃいます。どこから見てもか―な―り挙動不審です。(笑)
とりぞー:「うわ――っ、うわ――っ!」
とりぞー様、舞い上がり度MAX状態。…どうしてこんなにステレオティピカルに「乙女全開状態」なのでしょう。(笑)
ご本人が「本命」「最愛」と仰るカミュ師匠ともツーショットで写真を撮られたのですが、その時は
とりぞー:「すみませ――ん、写真お願いしま―す!」←かなり普通
だったのに…。この差は一体……?
この呆れるほどの現実に、思わず畑様と2人、
畑・ほたる:「最早、『カミュ最愛』として認めん…!」(爆笑)
それでもまだとりぞー様の心はどこか遠くに行ってしまっていたようで、我々の漢発言に対する反応も鈍かったのでした。
さて、とりぞー様がすっかり乙女色になっていらっしゃるこの時、
ステージ上では司会の方の提案による原作シチュエーション撮影会が行われておりました。
これはその名の通り、原作に存在したシーンをコスの方によって再現しようという試みです。
中には、「ミロ3人によるA・E」という謎の場面もありましたが。(笑)
一番会場が沸いたのが、「沙織お嬢(幼少バージョン・乗馬服)に馬乗りされる邪武」でした。
邪武が登場した瞬間に、ステージに押し寄せる人・人・人!
…全然見えません。(笑)
ちょっと見たいな――、となど管理人が思っていると
まきりん様が椅子の上に上がって写真を撮っていらっしゃるではないですか!!(笑)
…ま、まきりん様…。カッコいいッス。(笑)
ステージ上では次々とメンバーを換え、撮影会が続行されて行きます。
女神戦隊も笑えました。
エリスも人気キャラだったみたいですね。コスをされている方が多かったです。
そして気が付くと…おお!
「冥界キャラ勢揃い」なる組み合わせが!
ハーデス様を中心に、ラダマンティス・ミーノス・アイアコスの三巨頭、ルネやバレンタインなどの冥闘士、
そして冥衣姿のシオン猊下やアフロディーテと言った黄金冥闘士組、更にはパンドラ様まで夢のような豪華メンバーが集合しています。
再び一斉にカメラを持った参加者が群がり、辺りは熱狂の渦が発生しておりました。
勿論、管理人もIショット連発!
…あわわ、撮影しまくったせいで携帯のバッテリーが切れ掛かっている…!!(汗)
熱に浮かされて乾き切った喉を潤す為、管理人は再び自分の席に戻ってアルコールを流し込んでおりました。
飲み物の配給所に立っているだけで、通りかかった参加者の方に「カミュー飲んでますか――っ!」と明るく話し掛けられます。
いいですね―、この気軽に話し掛けられる雰囲気!
やはりファンオンリーですからね。(笑)
皆さん、お目当てのキャラと写真をご一緒なさってご満悦のご様子。
…ここで管理人も、最愛のあの方と…!(笑)
そうです、黄金聖衣姿も美しいサガ様とツーショットを決めねば私は終れない…!(笑)
管理人、畑様ととりぞー様を引っ張って会場の中ほどに佇んでいらっしゃるサガ様にお写真をお願いいたしました。
ほたる:「写真、お願いします…!」
やはりにこやかに返されたサガ様と、二人並んでIショット&デジカメショット!
勿論、同時撮影をなさっているのはお二方です。
…うひゃ――、嬉しい…!
管理人、自分の携帯を覗き込んで大喜び。(笑)
やっぱり最愛キャラとのツーショットはこの上なく嬉しいですね。
大満足の管理人が「ありがとうございました―!」とお礼を述べると、サガ様が管理人にこう仰られました
サガ:「あの…、オプションはよろしいのですか?」
………は?オプション?
柄にも無くキョトン、とする管理人にサガ様、一言
サガ:「ええ。…例えば『膝間づいて手の甲に口付け』ですとか。」
サガ様が…ひ、膝間づいて手の甲に口付けぇぇぇ―――っ!!(驚愕)
すみません、管理人、口がかくーんと開いたままです。(笑)
もう、頭が真っ白……!!
が、その一瞬後には、
ほたる:「では、それでよろしくお願いします!」
としっかり拳を握る管理人がいたのでした。(笑)
サガ様はフフ、と笑われると、では…とすぐさまその場に膝を折られ、
立ったままの管理人の手を取ってその甲に口付けられました。
お………ああ………、
もう死んでもいいです、私!(爆笑)
まるでクラブのようなサービスにロゴスも理性も吹っとばされ、管理人完全にノックアウト!
思わず口走る
ほたる:「ドキがムネムネするぅ――――っ!」(爆笑)
……サガ様、笑わないで下さい。(笑)
繰り返すようですが、管理人これでもサガ様本命の夢書きさんです…。(汗)
ホストクラブにハマる方のお気持ちというのがちょっとだけ理解できました。
勿論、我々だけに止まらず、他の参加者の皆様も同じような体験をなさっていたと思います。
もう、会場全部が煩悩の世界です。
あっ、よく見るとバレンタインの方がチョコレートを配っていらっしゃるではないですか!?
こ、これが「スィート・ショコラーテ」攻撃なのか!?
彼(彼女)からチョコを受け取った霜月様、なんだかとても嬉しそうです。
さて、我々が素敵な余韻に時めいている間に、いよいよ宴はクライマックスへと突入いたしました。
司会の方のご挨拶と共に…「ペガサス幻想」と「聖闘士神話」の全員合唱です!
宴会場に響き渡る「ペガサス幻想」のイントロ。
ああ……リアルタイムから数えて、何十回、いや何百回と聞いたこの音楽。
そして皆、歌い始めます。
「だぁ〜きしめたあぁっ、こーころの小宇宙ぉ〜っ!」
何百人もの人数による大合唱。
……管理人、この世に生を享けて2×年、こんな大声で星矢の主題歌を絶叫したのは初めてでした。感動を通り越して感涙…!
曲が「聖闘士神話」に変わり、柱の影でビョンビョン跳ねながら管理人が歌を絶叫していると、
司会の方がマイクを携えてこちらにいらっしゃいました。
突然、管理人に渡されるマイク。
これは、どう考えても歌えということでしょう。管理人はがっしりとマイクを握り歌いました。
「聖ぇ闘士星矢ぁぁ――!目指す希望のいぃ――っろはぁ〜〜〜っ!」
「あぁ〜あぁ〜っ!」
すかさず両脇から畑様ととりぞー様がマイクに向かってスキャットを入れられました。
端から見るとラスベガスのショートリオのようです(笑)
そのまま30秒ほど我々が歌ったところで、司会の方がマイクを持って後ろに歩いて行かれました。
司会の方、ありがとうございました!
そして曲が終わり、宴会場は感動のフィナーレを迎えました。
湧き上がる拍手、そして絶叫。
ありがとう、エリシオン!
また来年、絶対来るぜ!
会場の人間総てが一体となった瞬間のあの昂ぶりを思い出すだけで管理人、今でも心が熱くなります。(レベル:一輝兄さん)
……宿泊組の皆様はそのままホテル内の会場を移動するだけで良いのですが、
岡山市内に宿を取っていた我々+日帰りのまきりん様は記念写真を購入し、急いで児島駅行きのバスに飛び乗ったのでした。
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