「聖闘士星矢〜ヒット曲集1〜」






  1.ペガサス幻想  PEGASUS FANTASY

 言わずと知れた星矢の初代主題歌。この曲を知らずして星矢は語れない、と思われます。
 リアルタイム世代である人間にとっては、「曲のイメージ」というより、この曲のバックの映像のほうが強烈に記憶に刷り込まれています。…一輝兄さんのご尊顔がすっごく凶悪でしたよね(最初のほうは悪役だったのでしょうがないけど)。
 更にツッコミを入れると、あの兄さんは激並にでっかくないですか?しかし、あのOP最強キャラは実はシャイナさんじゃないか、と密かに思う今日この頃です。
 そういえば、当時は主題歌の2番を知っていると、ちょっと回りの男の子に自慢できたような記憶があります。でも、なぜか「命賭けて〜♪」を「聖衣賭けて〜♪」と長年勘違いしていました。(その方がしっくり来る??)  
 カラオケに行くと、必ず締めに歌ってしまう名曲です。(^^)





 2.さよならのかわりに  CAN'T SAY GOOD-BYE

 当時は、小学生心に、「英語の多い曲やなーー;;」と思いました。出だしから英語ですものね。「この命〜〜〜静かに笑える」のくだりは、聞いていると自然に紫龍のことを思ってしまいます。やっぱり「友情」というと紫龍なのかも…。(^^;)
  「望まない戦い」というのは、大体の聖闘士について言えるんだろうなー、と思います。…いや、勿論望んで戦っているヤツもいるでしょうが。(汗)「戦い」を前聖戦のことだと考えると、なんだかシオンと童虎のテーマソングみたいですね。
  個人的には、「Can't say you any more」のところの唸るような歌い方が好きです。   携帯の着メロサイトにもありますよ。





 3.希望の翼  FRIENDS IN THE SKY

 かなり好きな曲です。堀江さんのパートの部分がきれいなカンジに仕上がっている曲だと思います。(その証拠に、自分が歌ってみても、結構きれいな声が出ます。このパートは。)
 一人称が「ボク」なのに堀江さんが歌っているというのがちょっと面白いですね。小学生のとき、この曲を聞いて印象に残ったのは、「灰色の景色」っていったいどんな凄絶な光景なのだろう?ということでした。記憶の中でフラッシュバックするほどのショックなシーンなのか、それとももっと淡々とした冷たい記憶なのか…。
 それにしても、なんで「SUMMER-TIME」なんだろう…?季節は夏だけじゃないぞーー!と子供心にツッコミを入れてしまいました。(^^;)
 でも、2番のサビの部分の歌詞は好きです。辛いときにちょっと励まされます。





 4.愛の聖闘士  LOVE FIGHTER

 今よく考えると、「愛の聖闘士」というタイトルの割には愛の存在自体が語られていない歌ですね、これ(^^;)。「愛」って一体…。
  「旅立ちの時を〜」って部分を聞くと、修行地に向かおうとしているちっちゃいころの青銅のみんなをイメージします。でも、既に「聖闘士」なのでちょっと違うかな。
  「誇り高き戦士」ってやっぱりロス兄のこと?滾らんでいいよ、兄さん!(爆)…いや、それよりも「Greatest Stars Way」が何かの技をくっつけたように感じられます。基本的に何を聞いても黄金のほうにイメージが行きがちです。とほほ(笑)





 5.ファイナル・ソルジャー  FINAL SOLDIER

 あ〜、堀江美都子大好きな私にとって、たまらん曲です。
 出だしのテンポの良さがまずいいカンジです。走り出したらもう止められないってのは、聖闘士の必須条件ですかねー。特に黄金のお兄さんたちは人の言うこと全く聞いてませんし。(笑)
 その後の歌詞も暴走を極めておりますね。できれば、もう少し目的を持って闘いましょうよ、皆さん。(^^;)
 でも、2番の「君のまなざし」という部分は好きキャラを連想させてちょっと萌えます。
 とにもかくにも、堀江さんの透き通っているけど芯のあるお声が光っています。
 携帯の着メロサイトにありますよ。目覚ましにすると結構良く起きられます。





 6.リメンバー  REMEMBER

 なんとなく「教育」について考えさせる曲です。・・・いや、ほら、「おまえを育てたこの長い道のり」ですし。
 普通、育てるのは親なんでしょうけど、主人公たちが既にあの状態ですしねー。(^^;)親なんていないも同然、というか、寧ろ本当に存在しなかったほうがどれだけマシだったかな、と思います。ここでの「育てた」存在は、言うまでもなく修行における師匠のことを指すと思いますが、果たして青銅の師匠連中のうち、マトモに弟子を人間として育てることに成功したのは誰なんでしょう・・・(汗)。よく見積もっても中国のじじいあたりか、ごっつクールな鷲座のおねいさまぐらいかも・・・。
 いやー、ホントにこれ、師匠の歌なんだ・・・。
 しかし、2番の出だしのほうの歌詞を良く見ると「鞭」って一体・・・!!十何年も聴いてるのに、今初めて気がついたよ、なんてこったい!!





 7.勝利のペガサス  I AM FIGHT

 この曲が存在したからこそ、次のキャラソングアルバムが出たのかなー、と思います。
 小学生が聴いても、この曲はなかなかツッコめますねー。まずは「I'm 星矢」ってアンタ、英会話の初歩じゃないんですから…(汗)。星矢、漢字だしね!(爆)(ついでに言えば、I'm fight と I'm try って明らかに英文法に反しているような…。^^;)
 さらに、「俺の未来見るのは 俺さ〜」のくだり。聴いてて笑わずにはいられませんね。「当たり前やんけ!」みたいな。(笑)
 ああ、あるイミこの曲、主題歌もぶっちぎるほどのインパクトがありますよ。





 8.ビューティフル・チャイルド  BEAUTIFUL CHILD

 堀江美都子さんの美声が麗しい曲です(もういいって)。さしずめ「プレ女神の子守唄」というポジションでしょう。
 しかし、この曲ほど歌詞が聞き取り難い曲も少ないのではないでしょうか?実際ダビングテープオンリーだった私は、最近まで正しい歌詞を知りませんでした。(^^;)
 特に「私の愛する力ごと」と「戦いを生きてる証しと<呼んで>←ココ」「for you」あたりは、まったく違うものを連想いたしておりました。はふぅ。
 うーん、「ビューティフル・チャイルド」ですよ、お客さん。チャイルド。多分、青銅あたりなんでしょうけど、私は兄さんを「チャイルド」とは断じて認めん!(こんなとこで「漢」になる管理人)どうせならみろりんのほうが「チャイルド」にふさわしい…!(それも違)
 「抱きしめる人」……。とりあえず春麗くらいしか心当たりがないですよ、私は。





 9.哀しみの英雄  STARDUST WAY

 あ!「聖衣を賭けて」ってここから来てたんですね<ペガサス幻想の解説参照>。はー、すっきりしました。(失礼)
 サビのうねり具合が微妙に記憶に残る歌です。
 また、ここでも愛の為に闘っているそうですが、だから誰への愛なんだよぅ!(^^;)「馬になりなさい!」さんへの愛でしょうか・・・。
 もしそうだとすると、もうちょっとは世界平和のためとかイデオロギーのためにでも闘ってもらったほうがより安全な気がします。
 聴いていると、どうも「友情」というフレーズが見受けられないので、この「俺様さ加減」がいっそ一輝兄さんのテーマソングにしたら丁度良さそうです。「(黄金)聖衣を賭けて」ますしね(もっとも、「賭ける」というよりは「盗る」という感じでしたが^^;)。
 …うーん、そう考えると「不死鳥伝説」よりこっちのほうが兄さんソングです。俺様キャラにぴったりです。デスマスクにも合いますね。2番の出だしあたりで缶コーヒー飲みながら煙草ふかしていそうです。
 携帯の着メロサイトにありますよ。





 10.永遠ブルー  BLUE FOREVER

 ご存知、初期EDです。スローなようで結構早いテンポだと思います。個人的には、初期・2期OP・EDの中でこの曲が一番好きです。青色が好きだからかもしれないです。
 やっぱり、映像と曲がシンクロしてますね。でもOPほど「どーん(笑)」というカンジはしなくて、この時期のアニメ作品としては非常に叙情的で爽やかな映像だと思います。空のブルーとキグナス少年の金髪のコントラストが記憶に焼きついてます。(笑)
 青銅キャラが、がーーーーーーーーーーーっと横にスライドするシーン、兄さんよりも邪武のほうが目立っている、というレアな構図に万歳ですね。(?)
 一番の歌詞が、よく見ると残酷です。カシオスは排除されてます。(^^;)ここでも「聖衣」ですよー!こんなに独自の世界設定をEDにまで出した作品は貴重です。
 でも、2番の歌詞は夢書きさんには萌えますね。イメージが湧いてきます。