<神 闘 士>







      <ジークフリート>

   アスガルド編登場の、北欧随一の勇者。

   DVD−BOX付属の秘密設定によると、伝説の勇者・ジークフリートが封印を解かれそのまま蘇ったとか。(驚)
   ・・・きっとひっさびさに戻った世間の進歩にさぞかし驚いただろうなぁ、と思ったのですが、
   よく考えたらアスガルドは数百年前から何一つ進歩がないんでした。(爆笑)
   いや、いきなり神闘士が携帯とか使っててもそれはそれでイヤです。(それ以前にアンテナ立たなさそう。・・・いや、普通電話自体無いよな多分。笑)

   アスガルドの僻地加減の話は置いておいて、ジークフリートは貴公子とでも呼ぶべきカッコ良さ。
   北欧編は比較的絵が安定しているので、いつ登場しても溜息が出ます。スラリとした長身、白面の貴公子然とした顔、紳士な言動・行動。
   ・・・・何故かアルベリッヒが相手となると、腹黒さ全開の言動が垣間見られて笑えます。
   「キグナスの凍気で凍らされるが良い!」とか、ちょっとコワいです、ジークフリート・・・。(笑)
   一体二人の間に何があったのでしょうか。アレほどの仲の悪さは尋常じゃないですよ。

   アルファローブのデザインは、神闘衣の中ではピカイチです。彼の亜麻色の髪と白磁の肌にピッタリの濃紺色。
   メットを着用するとガクンと美男子度が下がる事が多い神闘衣のデザインの中で、アルファローブ&ジークフリートの組み合わせは例外。
   フェイスガードが出てもやっぱりカッコいいですね。(笑)

   個人的には、途中で登場する私服も大好きです。
   ・・・それにしても、たった半日の間の話なのによく何度も着替えてるな、ジークフリートとシド・・・。(突っ込み厳禁?)

   残念なのは、彼の最期。・・・・のポセイドン編での扱い。いくら原作と話を合わせるためとは言え、アレは酷すぎるよ、スタッフさん・・・!(涙)


   他人の話を聞かない度: ★★★☆☆=yes、=no。MAX5)
   分類: 私怨まみれの神闘士軍団の中では比較的他人の話を聞いている方にランクインしそうです。
         ・・・・が、聞いているのはヒルダの話ばかりと言う説も・・。
         ってかヒルダの豹変に気付けよ、ジークフリート!(笑)





      <ハーゲン>

   TV版アスガルド編に登場の、ベータ星メラクの神闘士。
   皆さん言わずと知れた神闘士一・他人の話を聞かない男。(笑)
   それで命を落としているのだから、本当に救いようが無いです。(汗)
   氷河とのあの一連の遣り取りは、傍で見ていると笑いが止まらないほどの突っ込みポイントだらけですね。
   この時の氷河も、見事なまでの売り言葉に買い言葉でした。カミュが聞いたらきっと泣きそうです。(笑)
   とりあえずもの凄くフレアの事が好きなんだろうなとは思います。そう言う意味では星矢キャラ中で一番、夢小説のヒーローにし難い男でもあり。

   それにしても、最初に観た時思ったのが「黒ッ!」(笑)
   アスガルドのキャラはほぼ例外無く色白揃いで、観ているこっちが鏡を見て気恥ずかしくなるほどですが、その中で唯一かなりの地黒キャラ。
   DVDボックスに付いていた裏設定によると、彼はどうやらハーフのようですよ。
   多分、父親か母親のどちらかが熱い国の出身なのでしょう。熱に強いのもそのせいかもしれません。(偏見)
   他にもこの裏設定には「口数少なくニヒルな男」などと書いてあります。
   ・・・きっと嘘情報ですね、この裏設定は。(笑)

   他の神闘士のみなさんがわりかし出自のはっきりした設定であるのに対し、どうもハーゲンは「彼自身が近衛隊員である」事以外ははっきりしないみたいです。
   それにしても、シドと言いバドと言い、あるいは大王、フェンリル…と貴族のぼっちゃんばっかりですなぁ。
   元を糺せば隣国人のミーメや、猟師のトールあたりが非常に普通の人に思えます。
   うーむ、アスガルドって貧富の差が激しそうです。ええのんかヒルダ様!(笑)

   敏さんの声がカッコいいですね〜。
   ゼーロスと一緒だと思うと、ちょっと涙が出ます。




   他人の話を聞かない度★★★★★=yes、=no。MAX5)
   分類 : ほんとに、もうちょっと他人の話を聞いていれば死なずにすんだのに・・・。



      <アルベリッヒ>

   北欧編に登場の、メグレスの神闘士。言わずと知れたみんなのアイドル。(笑)

   かつてはデスマスクやカーサと並び「三悪」呼ばわりされていましたが、思考回路の俺様度と家柄の良さでは三人中、ピカイチ。(死語)
   故にニックネームは「大王」。(笑)

   本編の戦闘中、なにやら素敵な妄想に耽っていらっしゃいましたが、あの大王ファッションのスカート部分がハリセンに見えて仕方ないのは管理人だけ…?(笑)

   それにしても、あの神闘衣のデフォルトは最初発見した時、相当ショックだったんではないでしょうか。いくら大王でも。(汗)
   大王、きっとブツブツ文句を言いながら取り敢えずドクロから外したんでしょうね。連想するとかなりおかしいです。(笑)

   作中で一度、彼の家とおぼしき場所が出てきました。図書室があるなんてスゴイ!
   流石金持ちは違う、と思いましたが良く見ると使用人が誰もおらんぞー!(笑)実は執事もお女中もいなかったりして。
   ↑なんと言ってもアスガルドだからありうる〜っ!(笑)

   鬼太郎氏の親戚かと疑ってしまうあの前髪はかなり好きです。濃いピンクと言うよりは薄い紅色。う〜ん素敵な髪の毛。
   お声は、「星矢」ではチョイ役としてはかなり頻繁に声の掛かる中原氏。
   中原さんの声って柔らかくて良いですよねv「風小次」に項羽・小竜として出ていらっしゃいます。グー!(笑)

   さて、大王に戻りましょうか。…まず一言。………小さーーい!(笑)
   設定が無いので推測に過ぎないのですが、星矢と同じかもう少し小さいよ、大王!ジークやシドバドなど、高身長のキャラに囲まれると一目瞭然。
   ヒルダよりは確実に小さいし、フェンリルより少々低いくらいでしょうか。
   …の割に歳は真ん中くらいに見えるので、もしかすると影でタバコでも吸って自ら止めたと見える。(嘘。でもタバコは似合う。)

   後の展開から考えると、驚いてしまうほど彼の話は引っ張る引っ張る!一人であれだけの敵を手玉に取ったのは流石。
   いちいち正面から戦ったんじゃ体力持たないもんね。(笑)
   悪ヒルダときちんと協力していたら、今頃確実に暖かい土地を手にしていたんじゃあ…。

   個人的には、ネイチャーユーニティの時の顔がっぽくてかわいいと思います。(笑)


   他人の話を聞かない度: ☆☆☆☆☆ (=yes、=no。MAX5)
   分類: なんであんなにジークフリートと仲が悪いのか気になります。(笑)他人の話はきちんと聞いてるが、活かし方が今一つ。
          あともうすこしです。(笑)





      <シド>

   北欧編登場の、ゼータ星・ミザルの神闘士。
   ココ一年近く、管理人一押しのキャラは彼!(と兄)何がカッコいいって、髪型がまず良い。
   言うなれば昔のヤンキーみたいだけど、彼の額と髪色だとこれが痺れる!車田キャラにはあの手の髪型キャラはいないので、ちょっと新鮮ですよね。
   描くのが難しそうですけど。(笑)肌も白いし、目の色も素敵だ……!

   そして、こ、声が水島さんですよ……v(萌)後にバドの項でも書く予定ですが、水島さん、本当に凄いです、演技が!
   ちゃんとシドとバドで声が違うんですよ。双子でもこんなにキャラが違うんだなぁ、とちょっと感涙。

   シドはアスガルドの貴族の嫡男。双子として生まれたため、「双子は家を滅ぼす」と言う掟により、彼が嫡子として家で育てられ、兄であるバドは捨てられました。
   「畜生腹」を忌み嫌う閉鎖的思考かよ!と怒りも感じなくもないですが、サガとカノンを見る限り、ホントに家が滅びそうでちょっと納得?(違)
   ↑ それ以前にサガとカノンには「家」ないし!家どころか地球が滅びそうです。(笑)

   弟でありながら「嫡子」として育ったためか、典型的な「弟」タイプとはちょっと違った雰囲気。
   同じく貴族(…だよね?)の子弟たるアルベリッヒがあれだけの大王ぶり(笑)なので、まさにシドは「ノーブル」そのもの。
   アスガルドの良心的存在だ!(笑)…だから、あの私怨まみれのメンツの中ではイマイチ目立たない!(笑)
   いつも何か憂えているような表情が好きです。

   しかし、冒頭で聖域に突撃をかました彼は本当にノーブルでカッコよかった!できればメットは無い方がアノ髪型を堪能できて嬉しいですね。
   時折出てくる私服は素敵!マント万歳。

   一人で観ても、放映会をしても、他の部分はチャチャ入れながら観てしまいますが、シドバドの話だけはツッコミすら出ません。もう涙、涙です。
   「バ、バドよ…」と苦しそうに呼びかけるあのシーンは何度観てもぐっと来ます。
   最後なんて、あのヒュウウウと吹く風の音にこっちまでもが黙り込んでしまいます。作品中、文句無しに一番泣けるエピソードです。是非もう一度御覧ください。

   ああ、また観よう…。


   他人の話を聞かない度 ★☆☆☆☆=yes、=no。MAX5)
   分類 : ヒルダの豹変には気付いていないようですが、後は完璧。




      <バド>

   ゼータ星・アルコルの神闘士。同じくゼータ星・ミザールのシドの実兄。別名スペア兄さん。

   アスガルド名門の家に生まれるが、双子であったため家の因習に従い、年中極寒のアスガルドの森に捨てられる。
   …普通、どう考えてもこの段階で凍死するか狼にでも食われる。(笑)
   バドは運良く貧しい村人に拾われて育ったが、よ〜く考えるとシドの家の決まりは「双子は家を滅ぼすので片方は家から遠ざくべし」なのであって、
   何も致死率100%状態の遺棄を強行する必要はなかったのではないかと思う。
   どこか他の家に養子にやるとかではいかんかったのだろうか?
   それだといつか自分の出自に気付くかも…と言う事だったら、最初から自分の手で殺してしまわないといかんでしょう。中途半端に捨てるのではなく。
   …ここで家の因習に突っ込みを入れても仕方がないので、彼について。(笑)

   まず特筆すべきは、声を当てていらっしゃる水島さんの演技の素晴らしさ!(萌)
   星矢の双子キャラの場合、サガ・カノンの曽我部さんや置鮎さんなど大抵ほぼ同じトーンで演技をしている事が多いのですが、シドとバドは天と地程に開きがありました。
   ノーブルな弟・シドの声はよく耳にする水島調で思慮に富む静かさがあり、逆にバドは極限までトーンを落としたドスの効いた低音。
   声を聞いているだけで、「ああ、この兄は余程辛い目に遭って、弟を恨んでいるのだなぁ〜」と子供心に判ってしまうのがスゴイ。
   しかし、物語が終盤に入り兄弟が徐々に和解するに連れ、少しづつバドのトーンが上がるのも必聴ですよ!
   個人的には、話当初くらいのバドの声の方が好きです。他の水島キャラにない低さがたまりません。(コラ)
   余談ですが、話の中でのセリフ「…遊びは終わりだ。」に一瞬違った方向で萌えてしまった管理人です。(笑)

   実は二体存在したゼータローブ。…例え「塗り忘れ防止」「色設定の手抜き」と言われようと、
   管理人はアルコルのホワイトカラーの方が好きだ―っ!
   ホワイトタイガーなカンジがシンプルで素敵です。
   そう言えば皆様、お気付きでしょうか?…神闘士の中で「マント」が装備されているのはこのゼータローブだけである事に!
   やはりマントがあるだけで男前度が上がりますよね。(笑)背も高く見えるし!
   先日入手した聖衣神話のジークフリートにマントが付いていたのに気付いて、「ひょっとして、デフォルトは全部の神闘衣にマントが付いていたのかなぁ〜。」とふと思いました。
   もしそうだとしたら、きっとフェンリルやトールは面倒だから外したに違いない。(笑)そして、大王は身長コンプレックスでそっと外したのか…。
   作画を見ると、バドの神闘衣にもオーディンサファイアがくっついている事があるのですが、アレはミスなのか!?
   それともプラスチック製かガラス玉のパチモンなのか!(汗)

   それにしても哀れなのが、バドの技名。…その段階から影に徹してどうするよ、兄ちゃん!(笑)
   流石に「シャドー・ブルーインパルス」は無かったですけれど。
   幼少期の二人が初めて出会ったあのシーンではシドは既に現在のあのヘアスタイル、そしてバドはフェンリル気味のウルフヘアでした。
   それなのにバドったら、成長過程で弟と同じ髪型になってる――!(笑)マネしたのか!?
   いやはや、やはり弟が気に掛かっていたと言う事でしょうか…。

   典型的な長兄好きの管理人ですが、本当は兄なのに育ちのせいで長兄らしくないバドと、逆に弟ではあるけれども嫡子として育ったシドは同率で好みのツボに入っています。
   サガ・カンン双子とはまた一味違った人格形成の複雑さが良いですね。
   …それにしてもバドよ、お前は一体どうしてそんな所で凍死しているんだ…?(笑)


   他人の話を聞かない度★★☆☆☆=yes、=no。MAX5)
   分類 : なんだかんだ言ってこの双子、アスガルドキャラの中ではかなりマトモだと思います。(笑)










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