<第一話 : 星矢が救った命!甦れ聖闘士伝説!>









観ましたよ、リアルタイムで。(笑)6時25分に起きて、洗濯物を仕込んでから一人で鑑賞しました。これだと、観終わる頃に丁度洗濯も終わっていると言うナイスな塩梅です。

感想と言うか、ちょっとしたネタですが。本編中の描写に突っ込みを。
女神が光牙君にペンダントを渡すシーンで。


沙織:「光牙、これを持っていて。」
光牙:「これは・・・・・?」












沙織:「ブルーウォーターです。」








わ〜、ごめんごめん。でもなんだかそう見えたんですよ。(笑)あれですか、今週末からEテレでナディアの再放送が始まるせいで、余計にそう見えてしまうと言うオチ。

・・・でも、まさかこれが聖衣になるとは思いませんでしたよ。
旧作一話で「危機が迫った時にだけ開くのだ」と教皇が言っていたシーンが結構好きでしたので、このコンパクト加減にはビックリしました。もしかして、ムウ様あたりがシステムを変更したとか。(笑)

ムウ:「だって、ジャミール以外のところで電車に乗る時に目立つじゃないですか。恥ずかしいですよ。ちょっとは目立たないようにしないと。」
貴鬼:「オイラもこれで運ぶのがラクになったよ!」
ムウ:「運ぶと言えば、前の聖衣箱だと170サイズを超えてしまうので運送業者に運んでもらえなかったんですよね。でもこれでメール便でも大丈夫です。」


・・・・みたいな。(笑)
まあ、考えてみたら、23年前と今とでは、電話だって大きさが違いますしねぇ。アリと言えばアリかもしれません。
90年代初めのトレンディードラマで出てくる初期の携帯電話って、トートバッグ一杯の大きさなんですよ。(まだPHSもなかった頃です。ポケベルも出ていたかどうか・・・。)数年前に何かのドラマの再放送を観てビビりました。


ペンダントが聖衣に変わった後でさらに思いついたネタ。


さっきと同じ文脈で

沙織:「光牙、これを持っていて。」
光牙:「これは・・・・?」








沙織:「鎧玉です。」








・・・・むしろこれだ!(笑)
それにしても、聖衣本体は団体様でどこかに置いてあるんでしょうか?謎です。


ネタはこっちに置いておいて、新作の良かった点・ニュートラルな点・ダメ出しを箇条書きで行ってみましょうか。あくまでも管理人の主観です。


<良かった点・許容点>

・OP・・・・・割と良かったです。最初が静かな始まりだったので「?」と思いましたが、徐々に良くなりました。しょこたんの歌はオッケーです。旧青銅一軍も背中で出ているあたりも良いですね。いっそスイカでも良いよ!(違)
・辰巳・・・・辰巳ィィィ!!(笑)うん、この作品で辰巳萌え発動です。
・緑川主人公・・・・いいんじゃないでしょうか。天界編でも斗馬をやっていらっしゃいましたしね。熱さは少ないですが、7戦以降の新条のように徐々に熱くなってくるのかと。思えば、車田作品で主人公が無駄に熱いのって星矢くらいなもので、竜児にしてもかなり暗いですからねぇ。
・OPのテロップ・・・・荒木さんの名前にちょっと目頭が。


<ニュートラル>

・マルス・・・・声は重厚で良いんですが、顔がないのがちょっと。CGボディでごまかしているようにも取れるので、できるだけしっかり顔を描いて欲しいです。これまでにも顔の無いラスボスっていなかったですし。頭部の造りが安っぽくみえるのがちょっとなぁ。
・シャイナさん・・・・危惧した通り、しょこたん沙織とオリオジナル辰巳・シャイナのバランスが良くないです。シャイナと沙織って3つ差くらいなんですよね。アンバランスの原因の第一はしょこたんなんですが、小山さんの声もちょっと老けて来ているのが厳しいです。まあでも、シャイナさんもアラサーかアラフォーくらいの設定だと考えればこれはこれでアリかも。


<ダメ>

・沙織全体・・・・まずしょこたんの演技と声がダメです。星矢・シャイナ・辰巳のオリジナルボイス、またマルスの重厚さと不釣り合いすぎる。三人の出番がなくなって新キャラだけの出演になった場合に、百歩譲って許容できるか、なレベル。しょこたん、藩さんを意識しすぎているのか、ムリに低い声を出しているせいで棒読みになってしまっているんですよね。そこが残念。サトエリ春麗の衝撃を体験している管理人としては、トラウマが発動するちょっと手前くらいでしょうか。でも、まあ声は話が進むにつれて良くなるのが常ですから、もうちょっと静観します。
 もっとダメなのは、脚本担当と作画担当(キャラ設定)。声と比べ、これは改善する可能性は低いので残念で済ませられない感じがします。脚本については、沙織の口調をどうにかして欲しい。「・・・・です。」「・・・ます。」「・・・・しましょう。」「・・・してください。」が基本ではないですか?女神ですよ?すっかり一般女性の口調になってます。これでは沙織独特の凛とした神々しさがゼロ。
 作画も酷いです。昔風の絵にしろと言うのではなく今風の絵で構わないので、女神の神々しさをきちんと書き起こして欲しい。あんな上目遣いの女神では神々しさゼロ。まがりなりにも旧作より大分時間が経過した設定なのですから、神々しさや凛とした美しさは高まっていて当然なのに、逆に失われてはダメ。多分、「沙織時」と「女神時」で描き分けているつもりなのだと思いますが、それって必要なのでしょうか?
 全体として、脚本・作画・声のコンボで今の沙織は受け入れがたい。
・聖衣・・・・箱はもう良いとして、なんかあれだと鎧じゃないです。ゴテゴテした服を着ているだけのような、布っぽく張り付いた感じがダメです。CGなどの技術の進歩で作画環境は良くなっているはずなのに、旧作の聖衣の方が造りがきっちり綺麗ってのも皮肉です。今回は身体が細身なんですから、聖衣はしっかり鎧感を出さないとただの手抜き作画に見えるので要注意です。


まあこんな感じでしょうか。
肝心の第一話ストーリーですが、旧作ほどの「視聴者を問答無用に引き込む『とにかく異世界なんだ!』感」が少ない割に専門用語と先達はしっかり存在しているので、初見のお子さんはちょっと置いて行かれてるように感じるかもしれません。
その一方で旧作リアル世代には許容範囲前後の若干の違和感が残るため、全体としては今後の話の展開がよほど面白くないと人気が上がるのは難しいかもなぁ・・・とちょっと心配になります。まあ、話次第ですね。


本編よりもビビったのが神話のCM。・・・・・サガが一杯だ〜〜!!(萌)早起きして良かった・・・!←後で寝たけど
そして永谷園のCM。タカミン(高見盛)だ〜〜〜!(笑)管理人を狙ったようなCM群に笑いました。山寺ジャポニカも笑いました。


さて、次回がまた楽しみですね。「子獅子座」って言いにくいよ!「とちのなだぜき(栃乃洋関)」といい勝負かも。(笑)「ライオネット」でも良いような。



追加:もう一回Ω一話を観直して一発。


光牙:「だから星矢って誰だよ?」











シャイナ:「あたしの・・・・モ・ト・カ・レ。












光牙:「ゴメン、シャイナさん、それ本気でムリ。←是非緑川ボイスで(笑)





いいじゃないか光牙、4月1日くらい許してやれよ!(笑)
・・・・と言うカンジで失礼しました〜。


うん、まあ観直すとだんだん良くなってくるような。
しかし光牙、良い修行環境ですなぁ。星矢の方が恵まれていないですよ。ウサギ自炊だし。(笑)
(みんな同じ境遇の集団内で生活と言う意味では、孤立して修行の光牙の方が可哀そうかもしれませんけど。)





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