ROUND 8.0  八日目(1)  アテネ→ロンドン→成田







9月22日(水)



      <出国大ピンチ!?永遠の荷物重量伝説>


   朝4:30、二日目と同じくほぼ一睡もせず起床。
   …あーあ、とうとう帰国の朝を迎えてしまったぞ。(涙)
   このまま居座りたい気持ちを抑えて、仕方なく支度を始めます。


   クレタ出発の朝と同様、今朝もチェックアウトが早すぎるので朝食は簡単な物をつつくだけのようです。
   だいたいの支度を終えたので、海里君と二人、指定されたフロント上の喫茶スペースに降りましょう。
   …ああ、どうか今朝の喫茶担当がアイオリアでありますように!(笑)


   …居ませんでした、アイオリア…。(涙)
   やっぱりまだ寝ているんでしょうか?


   喫茶スペースには、クレタのホテル同様コーヒーのポットや紅茶のティーパック、パウンドケーキなどがちょこっと並べてありました。
   なんだか照明が真っ暗でちょっと怖いのですが、めげずに好きな物を取ってテーブルに着きました。
   はぁぁ、やっぱり普通の朝食を取りたかったなぁ。(涙)
   昨日の朝食がおいしかっただけに、残念な気持ちもひとしお。


   …が、この時適当にチョイスしたティーパックの紅茶が非常に美味。
   イチゴのフレーバーティーでしたが、香りが馥郁として素晴らしい…!
   ついでに何個かもらっておく貧乏臭い管理人。(笑)
   唯の「リプト〇」のティーパックなのに、このおいしさは一体…。


   ロビーがすぐ下にあって向こうからも見えるからでしょうか、薄暗いこちらの喫茶ルームは管理人と海里君の二人だけ。
   交わす言葉も少なめに、もそもそとお互いの皿の中身を平らげてしまうと、さっさと部屋に引き上げました。






心に冒険を〜♪でも可

前日の夕方にクラスモーノス広場で見かけた妙な銅像。
海里君と「桃園の誓い」と命名。(笑)








   我々が荷物をロビーに運んでチェックアウトを済ませた頃、マリソルからお見送りの蟹さんがやってきました。
   6日ぶりの筈なのに、なんだか毎日会っている様な気がするのが不思議です。(笑)
   初日同様、専属タクシーのあのおじさんが車に荷物を載せてくれました。おじさんのお世話になるのはもう3回目です。(笑)

   管理人、海里君も蟹さんと一緒にタクシーに乗り込んでいざ出発!
   …さらばオモニア広場よ。アテネよ、また来るぜ…!



   現在、朝の5時過ぎ。
   ですが、街はもう動き出しています。
   キオスクも営業中、クルーリ売りのスタンドも稼動中。流石は朝の早い街、アテネ…。(夜も遅いけど。笑)
   窓の外を通り過ぎる景色に、管理人小さく溜息が零れました。(涙)



   さて、これから、最早勝手知ったる「エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港」に参ります。
   所要時間は30分程。それから8:00ジャストのB・Aでロンドン・ヒースローまで飛びます。

   しんみりしがちな帰国の車内ですが、蟹さんは今日も絶好調でした。(笑)
   まず、管理人にオレンジ色の物体を手渡してくださいました。


   蟹さん:「はい、お約束のスーツケースベルトです!」


   …おおお、憶えていてくださったんですね、蟹さん!(笑)
   結構使い込んだと思しき蟹さんのスーツケースベルト、ありがたく頂戴いたしました。
   何から何まで本当にありがとうございます!


   蟹さんから「島はどうでした?愉しんでいただけましたか?」と訊ねられたので、
   管理人と海里君はありのままに(笑)報告をしました。
   クレタの二日目やサントリーニの二日目の、我々のあまりに無謀なハードスケジュール具合に、
   蟹さんかなり仰天なさっておいででした。(笑)
   殆ど瓦礫満載の強行軍でしたからなぁ、無理もあるまい…。


   サントリーニで泳いだ話をすると、「水温はどうでした?泳げました?」と聞かれました。
   蟹さんの話に拠れば、何でも今年の夏はちょっと水温が低めだったそうで、オリンピック開催中の8月中旬から9月の中旬に
   入るくらいまでの間、泳ぐにはちょっと寒かったとか。
   折角ハイシーズンにギリシャに来た人たちも、泳ぐのを断念せざるを得なかったり。
   つくづく我々の運の良さをギリシャの神々に感謝しました。(笑)


   他にもIさんご夫妻のお話や、スニオン岬行きバスの切符売りのお兄ちゃんの話で車内は大盛り上がり。
   そうそう、ギリシャではロングヘアがモテるそうです。そう言えばショートヘアのギリシャ女性って見なかったような気が…。
   皆様も、ギリシャを訪れる時は是非黄金聖闘士ばりに髪を伸ばし放題で!(笑)


   話題がホテルに移った所で、笑いっぱなしの我々もちょっと表情が固くなりました。
   例のサントリーニのホテル「エル・グレコ」のデー〇・スペクターもどき兄ちゃんの話をすると、蟹さんもちょっと表情が渋くなります。


   蟹さん:「実は、別の組の方(日〇旅行じゃなくて他の会社から委託の客)からもクレームが付いているんですよ、
      エル・グレコのフロント。」

   管:「…ええっ!?そうなんですか?」

   蟹さん:「その方は、『あのフロントの対応は一体何なの!?折角の旅行が台無しになったわ!』
      プリプリ怒ってらして…。どんな人でした?そのフロントの人。」

   海:「デー〇・スペクターそっくりです。」

   管:「見たらすぐ判りますよ。」

   蟹さん:「…デ、デー〇・スペクターですか…。(汗)」



   蟹さんのお話に拠ると、マリソルでは、例年日本からの客は「エル・グレコ」とは違うホテルに案内していたそうですが、
   今年はそのホテルが改装中とか。
   で、初めて「エル・グレコ」に日本人客を入れているそうで、従って日本人からのホテルの評価も今年が初めて。
   我々だけでなく、他の方からもクレームが付いていると言う事は、マリソルにとっても看過出来かねる死活問題の様です。
   …それにしても、日本人は今年からですか。道理で欧米人だらけだった筈です、「エル・グレコ」…。
   ヤツのあの人をバカにしくさった態度もそのへんに起因するでしょうか…。(怒)


   思い出すだけでこっちもムカムカして来ましたが、他の方からもクレームが付いていると言う話を聞いてちょっとホッとしました。
   我々の勘違いじゃなかったわけですね。(笑)




   さて、話はまたおかしな方向へ逆戻り。


   管:「蟹さん・・・・・・あの、ちょっとお伺いしたいのですが・・・。」

   蟹さん:「?・・・何でしょう?」


   やおら唾を飲み込む管理人。


   管:「ギリシャでは『ハー〇エッセンスシャンプー』のCMってやってますか?」

   蟹さん:「………えええ?」(汗)

   海:「実は……(かうかうなむ侍る)」←いきなり古語(ウソ)


   蟹さん:「ええ!そんなCM(『Yes,Yes,Yes!』)やってるんですか、今日本で!」(爆笑)



   ううむ、やはり受けてしまいました。(笑)
   ロンドンでも現物を売っているところは目撃しましたし、昨日ホンドスセンターでも見たのでCMはどうなっているのか
   非常に気に掛かっていたのです。


   蟹さんによると、ギリシャでは『Yes,Yes,Yes!』なCMはやっていないそうです。
   ぬぬぬ…じゃあアレはやっぱり日本向けのCMと言う事でしょうか…?あんなに欧米チックなのに…。
   それにしても、こんなくだらんネタを行きのロンドン便からずっと引っ張っている我々も相当キています。(笑)



   さぁ、目的のエレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港がだんだん近付いて来ます。
   管理人、ここまで来て例の問題をようやく思い出して真っ青になりました。


   蟹さん:「…?どうなさったんですか?」
   管:「え――と、その…。……実は、荷物の事なんですが…。」(汗)



      ****************************



   話は昨晩に戻ります。

   最後の晩餐を済ませてホテルへ戻ってきた二人、交替で風呂に入りながらそれぞれの荷物の整理をしていました。
   管理人、「だいだいこんなカンジ!」と大方の荷物を詰め込んで蓋を閉じました。
   …おおお、流石は100リットル以上の容積!まだ少しスペースがある…!(感涙)
   …で、閉じたスーツケースを出来心で持ち上げてみました。


   管:「…ヤバイ!これは絶対にヤバイよ!!」(汗)


   「どうしたの?」と寄って来た海里君に「持ってみる?」と持たせてみました。


   海:「…なんじゃこらぁぁぁぁ…!」


   海里君にはちっとも持ち上がりません。
   怪力サムソンばりの管理人はまだ片手で持ち上げる事が出来たのですが、
   …こりゃあ明らかに40kg近くあるよ……。(汗)
   勿論、重さの原因になりそうな英希、希英辞典と自分用のアテナ像、ニケ像は機内持込用の別バッグに既に移してあります。
   それでもこの重さとは………!
   一体何がそんなに重いのだ!?オリーブオイルか!?石鹸か?←それも含めて合わせ技です(笑)
   ちょっと暗い気分になる管理人。


   管:「マリソルの社長さんが『30kgくらいまでならB・Aは心配無いよ!』って仰ってたけどさぁ、コレはイカンよな、絶対…。」


   横目で海里君のバッグを見るも、余裕は無さそうなのが明らか。
   どこか遠い目をしたまま、管理人は床についたのでした…。



        ************************



   管:「…と言う訳で、ヤバイんですよ、荷物が!」

   蟹さん:「ええ〜っ?大げさですよぉ!実際そんなに無いですって。何を買われたんですかあ?」


   管理人の買い物内容を聞くに連れ、表情が微妙に青くなる蟹さん
   どうやら本当にシャレにならない重さなのが判って頂けたようです。(笑)
   蟹さんは暫く頭を傾げて何か考えていたようですが、すぐ顔を上げました。


   蟹さん:「じゃあ、私がカウンターの人の注意ををどうにかして引き付けて重量計に目が行かないようにしますんで、
      ちょっと協力してくださいね!」


   …か、蟹さんに後光が見える…!(笑)




   車は空港に到着。
   管理人の荷物と海里君の荷物を下ろし、蟹さんと我々の三人はそのまま中へ。
   …向かうは天下の最難関、ブリティッシュ・エアウェイズのカウンター!(笑)


   カウンターのちょっと手前で蟹さんが我々を引きとめます。


   蟹さん:「良いですか、これから私がカウンターの人の中でも一番優しそうな人を選んでチェックイン手続きをします。
      お二方には勿論、その時一緒に居て頂かないといけないんですが(実際に飛行機に乗るのは我々なので)、
      この時私がカウンターの人に話し掛けまくってカウンターの人の視線を重量計から極力離すようにしますから、
      お二方も絶対に重量計の方を見ないでくださいね!向こうに気付かれますから。」

   管:「は…はいっ!」


   そして蟹さんはB・Aのカウンターを振り返りました。
   カウンターは三人。全員若い女性です。
   …しかし、なんかみんな表情が固い……。(汗)


   蟹さん:「…むっ、みんな怖そうですね……!」(汗)


   一瞬怯んだ蟹さんですが、めげずに真中の女性の座るカウンターに突撃!
   4,5歩ほど離れた所から管理人と海里君も様子を見ていたのですが…。



   管:「す…すごい!」



   蟹さん、本当に作戦を実行しています。

   搭乗手続きを遂行しながら、カウンターのお姉さんになにやら物凄い勢いで話し掛けています。
   ちょっと離れていたので聞き取り難かったのですが、ギリシャ語でお姉さんを捲し立てていました。間髪を入れず、とはこの事か!
   管理人が片言だけ聞いた感じですが、どうやら「イギリス最高!いいとこよね!ロンドンも雰囲気が素敵!!」
   英国ベタ褒め。寧ろ褒め殺し状態。(爆笑)
   お姉さん、口を開く隙がありません。(笑)
   最初は表情が固かったお姉さんですが、徐々に顔に笑いが浮かんでいます。
   …そして遂に、荷物には視線が向かないままでした。



   ぜぇはぁと荒い呼吸をしながら、カウンターから蟹さんが帰ってきました。


   蟹さん:「オッケーです!なんとかなりました。」


   か、蟹さん、ありがとう………!なんて良い人なんだ…。(感涙)
   管理人と海里君、一生蟹さんに頭が上がらない思いで一杯でした。(笑)
   …それにしても、荷物は一体どのくらいだったんでしょうか…。


   蟹さん:「お二方のお荷物ですけど、横目でチラっと見たカンジ、荷物の一部が重量計の外に引っ掛かった状態で
    ほたるさんのが36kgくらい、海里さんのが25kgくらいでした。
    …だから多分、それぞれもう5,6kgくらいプラスってところじゃないでしょうか?
    でも良かったですね!もう此処を通っちゃえば後はこっちのものですよ!」


   ぎゃ―――、ホントにすみません、蟹さん!!
   日本に帰ったらヘルメスと一緒に神殿に祭って一日五回礼拝させていただきます!←なんかいろいろ混じってますよ(笑)



   海里君と管理人の出国手続きも無事(?)終了。
   これにて蟹さんはお別れ。これから会社に戻るそうです。
   管理人が英希・希英辞典を買ったと言うと、「ヤル気満々ですね!絶対また来て下さいよ!」とガッツポーズ。
   はい、絶対にまた来ます…!今度は蟹さんオススメのミコノスにも行きたいです!
   (蟹さんは学生のとき旅行でギリシャを訪れ、ミコノスがいたく気に入ってそのまま一ヶ月アパートを借りて滞在したのが
   今のお仕事のきっかけだそうです。いいお話だ…!)


   管理人と海里君、蟹さんの背中が雑踏に紛れて見えなくなるまで見送りました。
   何から何まで、本当にありがとうございました。貴女の勇姿を一生忘れません…!




   さて、チェックイン手続きも終了して一息ついたのが6時半前。
   まだ飛行機が出るまで一時間半くらいあります。
   出国便なので国内線より時間の余裕を持たせてある分、ちょっとヒマです。
   折角ですから、帰国前に土産の最終チェックと行きましょうか!(笑)


   なんとこの時間にも拘らず、もうショップの殆どが開店していました。
   流石は24時間営業の空港…。


   二人が最初に向ったのは、チェックインゲートの手前のショップ街。
   まずはオリンピックショップに入りました。
   昨日のエルムー通りのショップよりは勿論小規模ですが、ここも品揃えはまずまず。
   二日目に寄った時はあまりじっくり見る事が出来なかったので、ちょっとゆっくり見て回りました。


   …と、ここで気に掛かっていたオリーブモチーフの銀製指輪を再び発見!
   クレタに行く時にも同じ指輪に惹かれ、その場ではあきらめていた現物まんまです。
   昨日のエルムー通りのショップでは同じデザインの物が一個だけ残っていたのですが、残念な事にサイズが合わず。(涙)
   とすると、ここのコレしかもう無いのでは…。
   店員さんに聞いてみると、やはりこれがラストワンでした。
   試させてもらったところ、ちょっと大きめ(13号くらいか?)でしたが入らんよりはマシ!(笑)
   心残りの無いように購入いたしました。57ユーロ也。…満足!!






いい香りv

オリンピックショップ限定・香水。4種類のうち一番人気v








   他のオリンピックグッズはもう大体購入済みでトランクの中でしたので、これにてオリンピックものは終了!
   他のショップは土産物があまり無かったのでチェックインゲートに入る事にしました。



   人の少なめなゲートを選んで中に入ると…なにやら薄暗い。(笑)
   到着待ちもある先ほどのコモンホールに比べ、こんな早い時間に飛行機に乗る人間は少なめなので照明もちょっと落とされています。
   手前の方にフォリフォリの免税ショップを発見したのですが、残念な事に「まだ営業時間じゃないわよ。」と言われてしまいました。


   その代わり、奥に普通の免税品店を二つ発見!
   一つはお菓子やタバコ、お酒が主力のお店。
   もう一つは乳製品などの検疫物のお店でした。


   取り敢えずお菓子のお店から覗いてみることにしましょう。

   昨日、「プラカのお店はお菓子の扱いが少ない」と説明いたしましたが、こちらはその逆にお菓子だらけ!
   ロクム(トルコ由来の求肥みたいなお菓子。VASAKIと言う名前でした。商品名でしょうか?)やチョコレート、瓶入り蜂蜜、
   クッキーその他諸々がどど――んと並んでいます。
   もう粗方お土産は買い終えていたのですが、ここで「ION」(ギリシャ最大のチョコメーカー)の板チョコ4枚とチョコアソートを一箱、
   研究室用に購入しました。
   ついでに瓶に入った胡桃入り蜂蜜も自分用に。
   この蜂蜜、家に帰って食べてみたら最高のお味でした。750gもみっちり入っていて5・5ユーロとは…!
   日本でギリシャの蜂蜜を買えば、250g入りのものでも1000円〜1500円以上するのに…。
   あんまりにもこの蜂蜜がおいしかったので「何の蜂蜜だろう?」と思って瓶のラベルを見ると「Μηλο」。(「ミロ」=林檎なのは有名な話)
   …「ミロ」か!ミロなのか!!(爆笑)
   皆様も是非、ミロの蜂蜜をお土産にそうぞv


   海里君も会社の人にまだお菓子を購入していました。
   クッキーやロクムを購入。そして自分用にオシャレな瓶に入ったウゾを買っていました。






旨い!

海里君購入のブズーキ型瓶入りウゾ








   その隙に管理人は隣の店へ。
   缶入りの蜂蜜を一個買い、チーズの棚を見ていると、我々が散々食べた「フェタ」がありました。
   …いや、それは良いんです。
   問題はお値段。
   日本ではコリオス社の輸入物が200gで700〜900円なのですが、ここでは200gで1.2ユーロ(1ユーロ=135円)。


   ……ボられている!!(怒)


   昨日の高級オリーブ石鹸(日本では800円だかギリシャでは2.5ユーロ)と言い、フェタと言い、蜂蜜と言い……。(涙)
   ギリシャに来る前からヘタに物の値段(日本での売値)を知っていただけに、この現実は一体…。
   関税が掛かるとか、輸送料も判ります。それにしても…。


   管:「寧ろ私が海商王になってやる……!」(笑)


   「ギリシャに海商王を探しに行くぞ――!」と言っていたオトメな自分はどこへやら。(笑)
   買い物を終えた海里君を前に「大型船舶とタンカーが……」などと管理人、ブツブツ口走っておりました。
   いや、本当にこんな良いものがこんなに安く売っているのに、もっとクローズアップされるべきですよ、ギリシャの農産物。
   イタリアに押されがちなのが残念です。(ギリシャの人、地産地消が基本であまり輸出する気がないのもあるんでしょうが。)


   さて、民俗音楽と景色の写真の入ったCDのようなDVDのようなものも購入して大満足の二人、
   とうとう搭乗ゲート前までやって参りました。






ご飯にぴったり

風景写真と民俗音楽の入ったCD−ROM。これで8.8ユーロはお買い得!








   時刻は7時過ぎ。ようやく外も明るくなり始めています。
   窓の外の朝日を見上げながら、ギリシャ最後の一時を二人でしみじみと味わっていました。
   ヘリオスよ、今日もご苦労様です…!

   …ああ、側に見えるB・Aの飛行機が今は憎い!憎いったら憎いぞ。(涙)


   残酷にもその時は刻一刻と近付いてくるのでした。






だぜー!(違)

アテネの朝日。一生ここに暮らしたいぞ…!(涙)